佐藤俊太郎
指揮
ロンドン大学と王立音楽院 で学ぶ。在学中にオーケストラを結成し、2年間にベートーヴェンの交響曲全曲を含む約20回の演奏会を独力で企画・運営・指揮する。指揮をロレンス・レナード、ゲラント・ジョーンズ、ディエゴ・マッソン、ヤーノシュ・フュルストの各氏に師事。1996年イギリス室内管弦楽団定期公演で正式デビュー。この成功により同団のアソシエート・コンダクターに就任。ロンドンをはじめ、ドイツ、オーストリア、フランス、イタリアなどヨーロッパ各地へのツアーで指揮。1998年には初録音。2000年からフィンランドのクオピオ交響楽団首席客演指揮者、 2002年からの1年間は首席指揮者を務める。在任中2枚の録音を製作。2006年にはプラハ・フィルハーモニアを指揮してEMIへ録音。2016年から2019年まで札幌交響楽団指揮者。
これまでに、ロンドン・フィル、フィルハーモニア管、ヘルシンキ・フィル、フィンランド放送響、オランダ放送響、ボストン室内管、日本フィル、新日本フィル、読響などに客演。共演したソリストは、ズッカーマン、デュメイ、パウク、ケネ ディ、サラ・チャン、ファウスト、バティアシュヴィリ、コセ、マイスキー、白井光子、プレガルディエン、バーバラ・ヘンドリックス、トーマス・アレン、コジェナー、ユジャ・ワンなど。
母校である王立音楽院とエリザベス女王からこれまでの活躍に対して表彰を受ける。王立音楽院会員。
神谷美千子
ヴァイオリン
桐朋学園にて原田幸一郎氏に師事。ソリスト・ディプロマコースを首席で修了。ジュリアード音楽院にてドロシー・ディレイ、川崎雅夫各氏に、ロンドンにてジョルジュ・パウク氏に師事。1992年パガニーニ国際コンクール第2位、1994年インディアナポリス国際コンクール入賞、1997年ハノーファー国際ヴァイオリンコンクール優勝。1998年NaxosよりリサイタルCDをリリース、海外の各誌で絶賛される。11歳で名古屋フィルと共演以来、N響をはじめ国内ほぼ全てのオーケストラと共演。海外ではロンドンフィル、北ドイツ放送響、ストックホルム室内管、ニュージーランド響などにソリストとして迎えられている。2000年には、トヨタ・ミレニウム・コンサートにて、ウィーン・フィルメンバーと日本ツアーを行う。同年「セブン・スターズ」にて、チョン・ミョンフン、樫本大進などと室内楽で共演。
これまでに、シャルル・デュトワ、チョン・ミョンフン、ルドルフ・バルシャイなどの指揮者、また室内楽では、ダヴィッド・ゲリンガス、レジス・パスキエ、原田幸一郎、竹澤恭子などと共演。アスペン、ヴェルビエ、クフモ、ラヴィニアなど、世界各地の音楽祭にも多数参加している。パリ・エコール・ノルマル音楽院講師を経て、2014年より毎夏、いしかわミュージックアカデミー講師を務める。日本音楽コンクール審査員。桐朋学園大学音楽学部准教授。
白井 篤
ヴァイオリン(スペシャル・ゲスト)
国立音楽大学付属音楽高校を経て、桐朋学園大学卒業。1999年、NHK交響楽団に入団。2003年、アフィニス文化財団海外研修員としてウィーンへ留学、アレクサンダー・アレンコフ氏に師事。2004年、ウィーンにて初リサイタル開催。帰国後はN響での演奏を中心にしつつ、ソロや室内楽でも積極的に活動している。
横浜市イギリス館にてトーク付きのサロン・コンサートシリーズ「旅するヴァイオリン」を毎月開催。横浜市開港記会館と横浜みなとみらいホールを拠点に活動するNPO法人「ハマのJACK」では、演奏会を年4公演のほか、子供たちを対象としたワークショップも開催している。N響メンバーによる弦楽四重奏団「クァルテット・リゾナンツァ」では、銀座ヤマハホールにてベートーヴェン弦楽四重奏曲全曲演奏シリーズを開催。また、銀座王子ホールにて毎年リサイタルを開催。意欲的なプログラミングで好評を博している。現在、クァルテット・リゾナンツァ 1st violin、室内オーケストラ「ARCUS」メンバー、NPO法人「ハマのJACK」副理事。国立音楽大学および付属中学・高校非常勤講師。NHK交響楽団2ndヴァイオリン・次席奏者。
ヴァイオリン
入江真歩
桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学卒業。マンハッタン音楽院修士課程、Professional Studies修了。GPA3.9以上の優秀な成績を収め、Dean’s Listに掲載される。原田幸一郎、神谷美千子各氏に師事。CHANEL Pygmalion Days 2015アーティスト。サントリーホール室内楽アカデミー第6期フェロー。桐朋学園大学音楽学部附属子供のための音楽教室ヴァイオリン実技非常勤講師。
大森麻貴
愛知県立明和高等学校音楽科を経て桐朋学園大学卒業後、アメリカに留学。Manhattan School of Musicにて修士号を修得後、Civic Orchestra of Chicago にてヴァイオリニストを務め、2020年9月に帰国。オーケストラ奏者として、世界的チェリストのヨーヨー・マ氏や、ピアニストのマルタ・アルゲリッチ氏をはじめとする数々の著名な演奏家や指揮者と共演。カーネギーホールにて演奏会に出演し、音楽評論誌にて称賛されるなど、ソリストとしても演奏活動精力的に行っている。これまでにソロを、原田幸一郎、神谷美千子、ニコラス・マン、各氏に、室内楽を、磯村和英氏、アメリカン・ストリング・カルテットに師事。
調 雅子
第29回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール全国大会第1位、第22回日本クラシック音楽コンクール全国大会第4位、第4回新進音楽家コンクール第2位 2019年度桐朋学園卒業演奏会出演。現在ベルギーレメンス音楽院修士課程、Academy of Performing arts Overijse(バレエ学校)両校在学中。これまで指揮を梅田俊明、バイオリンを西和田ゆう、神谷美千子、原田幸一郎に師事。
東條太河(レグルス)
全日本学生音楽コンクール東京大会及び全国大会小学校の部1位。メニューイン国際コンクール3位。日本音楽コンクール入選。中学校を卒業後モーツアルテウム音楽大学に留学、ピエールアモイヤル氏に師事。帰国後、東京芸術大学音楽学部附属高校を経て現在、同大学に在籍。東京フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団と共演。サントリーホール室内楽アカデミーフェロー。これまでに原田幸一郎、漆原朝子、松原勝也、レジス パスキエ各氏に師事。
正戸里佳
桐朋女子高等学校音楽科および同大学ソリスト・ディプロマ特待生を経て渡仏。パリ国立高等音楽院修士課程を首席卒業後、最高課程を修了。17歳でパガニーニ国際コンクール第3位。2018年デビューCD『パリのヴァイオリン・ソナタ集』(レコード芸術準特選盤)をリリース。2019年「ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全曲シリーズ」を2都市で完遂し、大好評を得た。
吉江美桜(レグルス)
第12回東京音楽コンクール 弦楽部門 第3位。第84回日本音楽コンクール 第3位。桐朋学園大学音楽学部を首席で卒業後、同大学ソリストディプロマコースに特待生として在学中。
ヴィオラ
大森悠貴
桐朋学園大学を卒業、同大学大学院を修了。第70回東京国際芸術協会新人演奏会に出演。Mozarteum夏期講習会にて、Thomas Riebl氏のマスタークラスを受講。2020・2021年桐朋学園大学室内楽演奏会選出。これまでにヴァイオリンを原田幸一郎、神谷美千子、西和田ゆうの各氏に、 現在ヴィオラを磯村和英、佐々木亮の両氏に師事。
本田梨紗
6歳よりヴィオラを始め店村眞積氏に師事。室内楽を堤剛、山崎伸子、磯村和英、池田菊衛、鈴木康浩の各氏に師事。小澤征爾音楽塾、セイジオザワ松本フェスティバル、桐朋学園室内楽演奏会、ヴィオラスペース等出演。現在プロオーケストラへのエキストラ出演、レコーディング、古楽器の演奏など幅広く活動している。桐朋学園大学音楽学部卒業。現在桐朋オーケストラアカデミー在籍中。
森野 開
桐朋学園大学卒業、成績優秀者による卒業演奏会に出演。第41回霧島国際音楽賞受賞。日本演奏連盟主催のもと東京文化会館でリサイタルを開催。サントリー室内楽アカデミー第6期フェロー。ヴィオラを磯村和英、大島亮の各氏に師事。現在桐朋学園大学カレッジディプロマコースに在籍中。
山本 周(レグルス)
桐朋学園大学卒、同研究科修了。室内楽、オーケストラ奏者として武生国際音楽祭、東京・春・音楽祭や宮崎国際音楽祭等の音楽祭に参加。ヴァイオリンを森川ちひろ、徳永二男の各氏に、ヴィオラを佐々木亮氏に師事。
チェロ
岡本梨紗子
桐朋女子高等学校音楽科を経て、同大学音楽学部をチェロ科首席で卒業。古川展生氏に師事。第38回草津夏期国際音楽アカデミーにて西村朗音楽監督賞を受賞。Gunosy、Relux、KDDIによる宿泊体験ムービー「週末に訪れたくなる厳選宿」、Amazon CM「見つけてほしい日本が、あります」の演奏を担当。現在、様々なフィールドで活動する傍ら学習院初等科管弦楽部チェロ講師を務めるなど後進の指導にもあたる。
村井 智
桐朋女子高等学校音楽科(共学)、桐朋学園大学音楽学部、N響アカデミーにて学ぶ。ヴァイオリンを牧野貴博、チェロを上原与四郎、毛利伯郎の各氏に師事。元NHK交響楽団チェロ奏者。
矢部優典(レグルス)
8歳よりチェロを始め毛利伯郎氏に師事。第86回日本音楽コンクールチェロ部門第2位及びE.ナカミチ賞受賞。第69回全日本学生音楽コンクール高校の部第1位及び日本放送協会賞受賞。第9回ミュージック・アカデミーinみやざき優秀賞。2016石川ミュージックアカデミー音楽賞。桐朋学園大学音楽学部ソリスト・ディプロマ・コース修了。
コントラバス
森田麻友美
八王子生まれ。15才よりコントラバスを始め、国立音楽大学附属高校にて志賀信雄氏、佐伯洋裕氏に師事。在学中、学校の推薦により国立音楽大学附属高校オーケストラと共演しコントラバスコンチェルトを演奏する。桐朋学園大学にて西田直文氏に師事。在学中、小澤征爾音楽プロジェクⅪ・Ⅻに参加。平成27年度桐朋学園卒業演奏会、第86回読売新聞社主催新人演奏会に出演。桐朋学園大学院修士課程を1期生で修了。