南フランスのシンフォニア・コンチェルタンテ
南仏の街マントン。すぐ西はモナコ。すぐ東はイタリア。 15年ぐらい前でしょうか。ここの街の音楽祭に招かれました。イギリス室内管弦楽団と一緒にロンドンから飛んできました。 ヴァカンスシーズンです。青い空。青い海。リハーサル...
南仏の街マントン。すぐ西はモナコ。すぐ東はイタリア。 15年ぐらい前でしょうか。ここの街の音楽祭に招かれました。イギリス室内管弦楽団と一緒にロンドンから飛んできました。 ヴァカンスシーズンです。青い空。青い海。リハーサル...
いよいよ第1回公演まであと2週間となりました。無事に開催できそうな見込みです。嬉しい限りです。 さて、本公演においで頂ける方々に、オペラシティからお願いがあります。 感染症予防のため、以下のことはご遠慮させていただいてお...
異例のことながらテンシュテットPart 2 彼のコンサートを初めて聴いたのは1991年9月、ベートーヴェンの『英雄』交響曲でした。前述のマーラーの6番が同年11月、そして最後のマーラーの7番が1993年。3曲ともCDにな...
ロンドン時代、多い時は週に5回コンサートに通っていた。そんな中で一番印象に残っているのはクラウス・テンシュテット。 「クラウスのためなら我々は130%の力を出す」とロンドンフィルに言わしめたこのコンビは、毎回凄まじい熱演...
その小さな店は、蕎麦っ食いの間で知らぬものの無い名店である。生活感あふれる街の中にひっそりとたたずみ、独特の光を放っている。自家製粉、十割の手打ち。折々の珍味と通好みの酒。敷居が高いかと言えばそれは高いが、子供連れが入っ...
アイザック・ウォルトンはその生涯に6人いた子供を次々に亡くし、妻も亡くしたそうです。 彼の書いた『釣魚大全』”The Complete Angler” を読んでいても、全くそんなことは感じられません。ひたすらに呑気に釣り...
ある夜、名古屋から東京に向かう新幹線に乗った。指定席。2席がけの通路側。 座って落ち着いてみると、通路を挟んで3人組が缶チューハイで盛り上がっている。仕事帰りなのだろう。 ふと見ると、そのうちのひとりが、しんちゃんに似て...